これぞ知育の木のおもちゃ!ともいうべきヴァルタートイ。大工さんは様々な遊びの要素が一つになった1950年からのベストセラーのハンマートイです。
コンコン!大工さんのように道具を使うのは子ども達の憧れですね。危なくないよう、ハンマーは軽めの材で作られています。
シンプルな形の中に、道具を使う要素と、入れる、出る、さしこむ、そして音という、1歳半ころからの赤ちゃんが喜ぶ要素が盛り沢山。下記のような様々なしかけが施されています。
子どもの育ちと、発見する喜びへの深い理解が生んだおもちゃ。手先のコントロールが上達し、構造への理解も深まります。
ポイント
Features
天板の穴にペグを入れてハンマーでたたくと、徐々に中に入ってゆきます。ハンマーを上手に使えるのは2歳くらいからでしょうか。それ以前なら、手でもって押し込むのも楽しいです。
入ったペグはどうなるのでしょう?ぺグが順番に押し出されてゆく様子を観察できます。
入ったペグはどんどん押し出されて、胴体の外に飛び出してきます。
教えないで!是非お子さん自身で発見させてあげてください。発見する喜びは、おもちゃ以上の最高のプレゼントです!
天板の穴にはペグを立てておくこともできます。小さな穴なので、2歳未満のお子さんは少し苦戦するかもしれません。手先の訓練にもなります。
作り手の想い
policy
「品質は成り行きに任せてもついてこない」。ヴァルタートイは、素材や手触り・耐久性などに徹底的にこだわりつつも、子どもの発達に寄り添った、想像をかきたてるような シンプルなものづくりが光ります。
1889年創業、はじめは自宅の居間で制作を始めたというヴァルター社は、親子3代にわたり100年以上木のおもちゃをつくり続けてきました。2006年の閉鎖は日本にも衝撃を与えました。現在は同じくドイツの玩具メーカーnic社により WALTERブランドが引き継がれ、私達が手にすることができます。
半世紀以上にわたり愛されてきたヴァルタートイ。おもちゃが子どもの手に渡った“その先“を考え抜いてくれた作り手さんのおもちゃが、いつまでも多くのお子さんの手に届きますように。おもちゃ屋としても、願ってやまないおもちゃの一つです。