愛らしいいぬのヴァルディ。お耳はプラプラ、バネのしっぽをは揺らすとプルプル動きます。引っ張ってあるくと、首をコミカルに左右に振りながら、カタカタ音をたててついてきます。
頭をなでると目が合うような、絶妙な顔の角度も嬉しいですね。お顔の表情は過度に作りこまれていないので、見るときの角度や 人間側の気持ちによっても表情が変わります。
作り手ヴァルターさんこだわりの 丈夫でつややかで安全な塗料は、製造がNIC社に移っても健在。木のおもちゃの良さを保ちながら、よだれやよごれもしみ込まず、サッと拭きとれて衛生的です。
1962年以降モデルチェンジを繰り返しながら、半世紀以上愛されてきたいぬのヴァルディは、ヴァルタートイの魅力が凝縮した逸品です。
作り手の想い
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「品質は成り行きに任せてもついてこない」。ヴァルタートイは、素材や手触り・耐久性などに徹底的にこだわりつつも、子どもの発達に寄り添った、想像をかきたてるような シンプルなものづくりが光ります。
1889年創業、はじめは自宅の居間で制作を始めたというヴァルター社は、親子3代にわたり100年以上木のおもちゃをつくり続けてきました。2006年の閉鎖は日本にも衝撃を与えました。現在は同じくドイツの玩具メーカーnic社により WALTERブランドが引き継がれ、私達が手にすることができます。
半世紀以上にわたり愛されてきたヴァルタートイ。おもちゃが子どもの手に渡った“その先“を考え抜いてくれた作り手さんのおもちゃが、いつまでも多くのお子さんの手に届きますように。おもちゃ屋としても、願ってやまないおもちゃの一つです。